爽やかで明るい包装

包装のデザインで爽やかさを出すには、青と白の配色が良いようです。爽やかさというのは、配色によって表されます。青と白の配色はほとんどのレイアウトによく似合います。文字中心の紙面でも、写真の中心の情緒性の高いものにもよく合います。爽やかなイメージを出すことができます。

爽やかさの主な条件として、青と白の配色となります。青の明色が爽やかさを表します。明色は裏表のない素直なイメージを表します。このトーンと冷静さを表す青を組み合わせると、爽やかさが際立ちます。色相の幅をもたせると、爽やかさが表れます。明色の青を基調にすると、緑や黄色、少量の赤やオレンジ、紫と色相の幅を広げるほど爽やかさも広がってきます。

白地を残しておくとクリアな爽やかさが表れます。背景に白地を残すことで、明るい青の爽やかさがよりはっきりしてきます。反対に背景を明るい色でグラデーションにしてみると、クリアなイメージではなくなります。爽やかも控えめになります。同じ青でも暗いトーンを主体にすると爽やかさが消えます。

暗いトーンは、厳しさや力強さ、こだわりを表します。明色のトーンのもつ裏表のない爽やかさとは反対のイメージを表しているからです。全相型で爽やかさを強調できます。明るい青色を効かせて爽やかな印象を強めましょう。青だけでなく、赤や黄色、虹色、オレンジ色などのさまざまな色相を使うことで、爽やかさを強く印象づけてくれます。青と緑のアクセントが爽やかさに明るさをプラスしてくれます。青と緑の他にも渋く明るい茶色もアクセントに使えます。色相の幅を広げると爽やかさも幅がでます。グレイッシュなどを入れると、上品で穏やかさを包装にプラスできます。