プラスチックごみと日本の過剰なサービスを考えよう

昨今、海洋プラスチックごみ問題などとして「マイクロプラスチック」の存在が大変注目を集めておりますが、様々な専門家たちのコメントなどを見ていると、プラスチックごみは海洋汚染として問題定義されているだけではなく、「マイクロプラスチック」のような微小のプラスチック粒子が、私たちの生活を取り巻く大気中や土壌などにも存在し、それらの影響が各分野から報告されてもいるようです。問題となっているプラスチック素材は、自然界におけるその寿命などが問題となっているのですが、私たちは日常的に使用するレジ袋やペットボトルなどのプラスチック製品が、海洋に流れ込むことによって劣化し、新たなる資源として自然の循環システムのなかで生まれ変わるまでの寿命年数を、実際には把握できていないようなのです。専門家たちからの情報発信のなかでも、はっきりとした科学的根拠をもって配信されている正しい情報はまだまだ少ない状況でもあり、現在配信されている数ある情報も、いまだ研究段階にあるとも言われています。