見失ったものに気付く時

先日、ネットニュースのなかにみつけた高校生の地球環境への取り組みは、スナック菓子に使用されている個包装などのプラスチックパッケージに対する取り組みでありました。世界的にも問題となっているプラスチックのゴミは、海洋汚染、土壌汚染をはじめとする地球環境への多大なる影響を与える原因の1つとされ各メディアなどでも大きく取り上げられております。18世紀頃から始まった産業革命は、大量に製品をうみだす大量生産・大量消費の経済システムの基盤を文明社会としてつくり上げてきましたが、その一方で失いつつある健全な地球環境の崩壊に気付かなくてはならない時期がきているようです。特に第二次世界大戦後からはじまる日本の高度成長期のなかで、日本の豊かな自然環境が急ピッチで失われつつあると言われています。自然界における森林、干潟、河川、山々の役目とともに、そこを住処とする多様な生物たちの存在に耳を傾けることが大切であるようです。