医薬品包装(容器)について

医薬品包装(容器)は、その名の通り、医薬品を包む形態を指しています。蓋や栓等も容器の一部分として、入っている医薬品に影響を与えないことを通則としているそうです。医薬品包装にはさまざまな種類があります。よく手に取る錠剤を包んでいる包装はもちろん、注射液を包む密封容器(アンプル)、薬剤を入れるガラス瓶(バイアル)などもまとめて指しています。薬品を扱っているため、密閉容器・機密容器・密封容器を使うことが基本です。湿気や他の気体などの侵入を防ぐことで、薬品の品質を保っているのです。梱包に使う資材の安全性や、整合性については、適切な試験を行うことでチェックされています。これは、製剤総則の製剤包装通則に、『製剤包装の原則』との形で記載がされています。