包装紙にはいろいろなことが書けると思います。
お店の名前やロゴが書いてあったり、商品説明、使用方法、取扱方法を書くこともできます。
注意や警告も書いてあったりするものもあるかと思います。
何気なく見ていましたが、これも消費者にとっては無くてはならない情報で、商品を包装しているモノに書いてあったら、何はなくても読むことになりますし、とても素晴らしい情報伝達方法だと思います。
食品や医薬品は包装用紙に、消費期限や薬の名前が書いてあったりします。
公衆衛生、商品選択のために非常に大切な情報だと思います。
こういうものは、包装表示のルールが、法令、条例により定められているそうです。
また、業界の自主基準もあるそうです。
とくに加工食品の場合は、消費期限や賞味期限、品質保持期限のいずれかの期限表示が義務付けられているそうです。
また大豆やとうもろこしを原料としたものは遺伝子組み換え食品の表示基準もあるそうです。
納豆などには遺伝子組換えかどうかが書いてあると思います。
あれも条例などで決まっているんですね。
食品衛生法では、公衆衛生の目的から包装表示についての基準が決められているそうです。
対象とされる食品、食品添加物および器具、容器包装は、その基準に適合する表示をしていないものは、営業上使用してはいけないそうです。
すべての加工食品に、品名、製造者、製造年月日に代わる期限表示、食品添加物、使用方法および保存方法ならびに栄養成分などを一括表示することになっているそうです。
食品の分類、品名別の表示基準要領は、同法施行規則あるいは省令、告示により公示され、行政通知などで徹底して周知することになっているそうです。
商品の識別だけではなくて、意匠などの表現も楽しい包装ですが、書かなければいけないこともたくさんあるようです。